H2SX初回ユーザー車検
早いもので2018年式の私のH2SXも初回車検がやって来ました。
走行距離は丁度2万キロ。自分としては結構走ったな、という気はしますが、スポーツツアラーですからね。もっと走らないと、勿体ないかも。
さて、車検はスカブ650やGSX-Rと同様、ユーザー車検で持ち込みます(品川陸事)。
事前整備では各部チェックとエンジンオイル、オイルフィルター、Fブレーキフルード、クラッチフルード交換をしておきました。特に違法パーツもないので、車体はそのままです。
陸事に着くと、昨日からシステム変更がされてるとのことで受付方法が変わっています。
車検証のQRコードを読み取ると車体番号とか事前予約の情報が「ある程度」反映された用紙が印刷されます。
ある程度なので、自分の名前とか住所とか不足箇所は結局書く必要があります。
で、検査の方は、JMCAのアクラポは音量、排ガス問題なし、ブレーキ、スピードメーター誤差も問題なし。
そして、初回車検で懸念されるヘッドライトのテストで・・・
落ちました。(>_<)
下方に21cmズレているとのこと。
スカイウェイブの時も初回車検で落ちましたので、覚悟はしていましたが・・・なんだかな~新車で買ったんだけど。
とりあえず自分で光軸調整してみます。
適当に壁にヘッドライト照らして・・・
ドライバーでアッパーカウルの下にある上下調整用のダイアルを回します。
GSX-Rの時はちょっと回しただけで大きく変化したので、慎重に回しましたがあまり変わらないような。
ま、次駄目なら予備検屋さんに行くことにして、挑むと・・・
やはり落ちました。全然変わっていないとのこと。(回しが足りなかったか)
ということで、陸事向いにある早川自動車整備さんに行きます。(スカブ650の時にもお世話になりました。)
そして、お兄さんにテスターで測ってもらうと、やはり下の方にズレていたのですが、意外な事実が判明しました。
計測するハイビーム自体の光軸はそれほどズレてはいない、が、
「ロービームの光量が強いため、テスターがハイビームの最高光度点を認識できない」と。
つまり、H2SXは1灯式でハイビームにするとハイ寄りに照射範囲が拡大されるのだけど、ロー側照射も残るので、テスターが自動で最高光度を探したときに、明るいロービームの方を認識してしまい、光軸が低過ぎるよ、という判定結果になってしまうということです。
ムムムー。純正LEDなんだけどなぁ。
でも心強い早川さん。対策をしていただきました。
ヘッドライト下部にグリスを塗ってロービームの光量を落とす作戦!
これでダメならディーラーに持ち込むしかないです、とお兄さん。
そのまま、検査ラインで測ると・・・
「×」!!
くぅー!!
でも2回目(1回目駄目でも、もう1回テスターが動いて計測されます)は・・・
「〇」!!
やった!てかなんで1回でOK出なかった?
まぁ何とか無事に車検継続できたので良しとしましょう。
なお、上記H2SXのヘッドライト光軸問題?は私のホーム(笑)である品川陸事での話であり、他の陸事のテスターではどうなるか分かりません。車両の個体差もあるかもしれません。
ただ気を付けた方が良いと思ったのは、もし同じように光軸が下にズレている結果が出て、実はロービームが計測されていた場合、光軸を上げて検査通過しても、単にロービームをハイビームの位置にしてしまっているだけなので、ローもハイもかなり上になってしまっている可能性があります。いい加減な車検でお金をとる業者(ディーラーも含む)もいますので、ご注意くださいませ。('ω')ノ
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